占いの定義



さて、最初にちょっと、
うち=ハートランドにおける占い、占うの定義です。

改まって考えると、占いって何なのか?
今ひとつ、不明瞭なまま、
使われていては、落ち着かないですよね。

それに、うち=ハートランドでは、サイト開設以来
「何も当てない占い」を、
ポリシーと言うか、キャッチフレーズにしてきましたが、
「占いなのに何も当てない占いって、どういう事ーっ?」って、
やや面食らったり、拍子抜けされてしまう方も、
いらっしゃる事とは、思います。
ですから、占いを扱う以上、
まず最初に、私〜うちの場合の考え方です。

逆に
「何をいまさら改まって…」とか、
「いやもう、そりゃわかりますよ!」と言う方は、
もちろん、飛ばしていただいて、結構なんですよ。

以下はあくまでも
「ハートランドにおける占いの定義」ですが、
もちろん
「私にとっても、こう考えた方が楽?」
と思えた方は、どうぞ取り入れてください。

占いとは
(その担当占術が、専門としている方向、部分に関して)
現在における要素、傾向、可能性、内包物などを見る事、
その結果の情報。

また、
副次的には、そこから類推できる、
隠された部分や、未来(過去等)を、予測する行為も含む。


ちょっと、カタイ文章になっちゃいましたが、
ハートランド的には、こんな感じです。


だから究極に一言で言っちゃうと、
占いとは「情報」とか「予測」と、考えます。
占いとは〜この中に、例えば
冒頭の文章でふった謎解き…

●占いでは未来がわかる。
●占いでは悩みを解決してもらえる。
●占い師さんに未来を教えてもらえば、安心できる。
●占いはやっぱり、的中率が大事、
 当ててもらえなければ意味が無い。
●そのためには、お金がかかっても、
 やはり一流、最高の占術、奥義、秘伝でやって欲しい。

この答えは比喩的に、全部入っています。

ですから、占いとは言っても、
未来や、わからない事に関して、
予測をした「情報」と言う意味では、
占い以外の手段を用いて、入手した情報と、
本質的には、大差無いと考えます。

しいて一般的に言えば、
「より科学的ではない、手段や理論によって、
 入手された情報。」
と言う事になるでしょう。

が、特に、人間相手…人文科学や社会科学では、
自然科学的な意味での、
「科学的に、間違いの無い
 (立証された・100%の裏づけを持った)予測」

なんて物は、出来ないでしょうから、
これもやっぱり私なら、程度問題と考えます。

占いとは、こと占術(戦術)部分に関しては、
客観の情報と思います。

あくまで単なる、無色透明な情報ですから、
それを、どう受け止めて、解釈するかは、
受け手側の、受け取り方次第になります。
(占い師さん、相談者さんを問わずにですね。)

一方、占いが担当しているのは、客観情報の部分ですから、
直接ココロの部分、メンタルヘルスは受け持っていません。

これを間違えると、どこまで占いにお金をつぎ込んでも、
良くなるどころか、不安と出費の、
スパイラルにも、なりかねません。

また、

「可能性として○○。」
「傾向として○○。」
「予測として○○。」


こう言う物を出すのが、占いと考えますから、
普通は(普通の)、占いである以上
「○○だから、××してはいけない。
 (あるいは、しなくてはいけない)。」

とは出ません。

タロットカードをお持ちの方は、見て下さい。
絵や数字が、描いてあるだけです。
「別れなさい!」とか「彼に決めなさい!」とか、
「不幸になります!」などとは、まず描いて無いです。

ホロスコープを切っても、東洋占術の命式を出しても、
出てくるのは、記号や専門用語の、表や図です。

直接の占い結果で、
「何をしろ!」とか「何をするな!」とは、
普通は、出ないものです。
極端なお話、ダメならダメで、そう出るだけです。











間接(戦略)的には、各占いの背景思想、善悪観、
考え方のような部分で、受け止めたり、
その占い師さん個人が、
お話に乗って下さる事は、あるでしょうが、
主観・ココロを、より直接担当しているのは、
心理〜カウンセリングの分野です。












天気図を見て、
「雨の降る確率は高そうだ。」
と言う事は、わかっても、
天気図に
「だから、つまらない一日になる」だの、
「ズバリ雨が降る。断言する」だの、
「だから、つまらない一日になる」だの、
「今日、外へ出ては、いけません」だの、
「今日のあなたは、不幸です」だの、
書いてないのと、同じような物と思います。

そういうのは、最初の定義で「また〜」以下で書いた、
副次的には、そこから類推できる、
隠された部分や、未来を予測する行為も含む。

の部分ですよね。

私ならこの、後半部分の
「××してはいけない。」は、
あくまでも占い師さんの考え、判断、アドバイス
(もしくは背景にある、その流派の考え方)などであって、
厳密には
「直接の占い結果では無い」
(もしくは、そう考えた方がわかりやすい)と思います。

例えば、きわめて100%に近い確率で
「二人は結ばれない。」と読めたとしても
「だからあきらめて、他の人を探しなさい」とは、
占いではまず、出ないものです。
その部分は、占いで出たのではなく、
占い師さんの考えでしょう。

ただ
「広義・一般的な意味」では、この、
「占い師さんの判断・アドバイス」まで含めて、
「占い・占い結果」と言う言い方をします。
流派などでは、そう言う考え方まで含めて、
「占い」と考える場合も、あるでしょう。

そこで「また〜」以下も、補足的な意味で、
(一般には占いの認識…として)占いに入れました。
境界線の微妙なケースは、あるかも知れませんが…











だからかえって、
混乱してしまう場合も、あると思うので、
普通・トラブルのない範囲では、
「全部ひっくるめて、占い♪」で、
良いと思うんですが、
何かあったり、迷うようなら、
「この場合の占い・占い結果は、
 あくまで、占い師さん個人の、判断の部分。」

と、切り替えて、考えられたら、
迷ったり混乱したりも、少ないと思います。


「不倫はいけない」
と言うのは、
普通に考えたら、占いの部分ではありません。
ただ
「そこまで含めて占いです」と言われてしまえれば、
「その人の占いは、そう言う物だ。」
と言う事になると思います。

これが占いの良いところでもあれば、
悪いところでもあるのでしょう。

また、当てる と言うのは、本当ならデジタルです。
当たったか外れたかの、二つに一つです。

よく占いでは、的中率が取り上げられて、
当たるからすごい!すごい的中率!と言う、
言い回しや表現が、うたい文句として、
使われていると思います。

一方では、占いは当て物ではないとも、言われます。

実際、当て物として使われる場合は、
限られたケースでしょうが、
やっぱり占いにおいて、当てる、当たると言うのは、
一番インパクトがあるので、みなさん使われるのでしょう。
占いで「何も当てない」なんて公言してるのは、
うちくらいの物の、ようですし…

(2005.7時点、「当たる占い」で検索すると、
 12200件ヒットします。
 一方「何も当てない占い」「当てない占い」で検索したら、
 ヒットするのうちだけ…。(^▽^A;;)

でもそうなるとこの、インパクトが欲しいために、
アピールとして使う、アクセルの意味の
当たる!・すごい的中率
そう言う目でだけ見られて、期待されすぎても困るので、
釘刺しや責任回避で使う、ブレーキの意味の
占いは当て物ではない
の、板ばさみで、振り回されちゃう、
見ている側の方、相談者の方は、
結局、どう考えたらいいのか???

一方では入り口で
「何でもどうぞ!頼ってください。」と、
言われたからこそ、入ってみたのに、
中では
「あまり占いを、絶対視しないで…
 占いには、頼らないでね!」
とか、
言われて、混乱してしまったり、
かえって、どう考えたら良いのか????
みたいな…。

これは、
あまり
「ズバリ当たる!」を、強調しすぎた場合に起こる、
占いの欠点と言うか、ある種の矛盾です。

もし本当に、ズバリ当たるのなら、
結果は、変わらないのですから、
努力で変えられる部分は、なくなります。

逆に、努力で変えられるのなら、
未来は決まっていないのですから、
ズバリ当てられるわけでは、ない事になります。

占い(による予測)で、あろうがなかろうが、
ごく普通に考えて、未来は、
自由意思の範囲で選択し、行動できて変えられるが、
自由意思だけで、無尽蔵・無制限に出来るわけではない、
…のですから、おのずと、
「自由意思の範囲で、変えられるけど、
 程度や限界はあるよ。」
になると、思うんですけどね。

ハートランドの中においてなら、占いとはあくまでも、
現在の可能性を見る技術、ですから、
しいて、当てると言う、言葉を使うなら、
「現在の可能性を当てる」事になります。

当てるの定義は未来、雨が降るか晴れるかではなく、
現在の、降水確率が70%なら、
その現在のパーセンテージを、
当てる事が「当てる」と考えます。

降水確率70%なら、正しく「降水確率70%です」と、
現在見極める事が当たりです。
だから、考え方的には、
将来雨が降らなくとも、外れではないし、
逆に雨が降っても、当たりではありません。

ですから情報〜未来・結果は、
基本的には、必ずアナログになります。
クライアントさんのイメージ、行動、自由意志と言う、
不確定要素が、一方の係数としてあるわけですから、
白か黒かの、デジタルにはなりません。

クライアントさんが、右に行くのか左に行くのか、
それによっても当然、未来は変わると考えますから、
それをすっ飛ばして、未来を当てる事は出来ません。
それはクライアントさんの、自由意志の否定になります。






私が「何も当てない占い」と公言してるのは、
こう言う理由です。

「当たる占い」と明言すれば、クライアントさんは当然、
「未来を点で(ズバリ)、当てられる物」
と考えるでしょう。

でも占いは、ここまでお話した、占いの構造上、
「クライアントさんの、自由意思の範囲(内)」と言う、
範囲を持った面の形でしか、当てられないと考えます。

だから、予測は立てられるし、
その上で、80%の方がヒットすれば、
事実上当たった…と、考える事も出来ます。

が、最初から「未来(を点で)は当てないよ。」
と言っている以上、
20%でも外れでは無いし、80%でも当たりでは無いんです。

場合によっては、右を選んでも左を選んでも、
同じ結果にしかならなかった…と言うケースもあるでしょう。

が、それはあくまでも、結果論であり、
占いである以上、普通は、
「クライアントさんが、
 どんな行動をしても、必ず同じ答えになる、
 決まっている未来を、見る技術・告げる物」

とは考えません。

それは予言とか、預言と考えます。


未来の予測は、充分出来ます。

ただ占いである以上、通常はクライアントさんの、
自由意志によって、左右される、
幅を持った、アナログな予測になります。

一方で占いの、理論や考え方は、
むしろ、未来予測以上に、
「今 ここで どうしたら」と言う、
現在形で判断する時の、考え方のサポート・背景として
非常に優れていると、思います。

どちらかと言えば、こちらの使い方を、
積極的に、取り入れて行きたいと、考えます。

客観の情報として占いを使い、予測をたて、
主観のココロ、気持ち、考え方をサポートするのは、
メンタルヘルス、心理カウンセリング。

ハートランドは、こんな考え方です。







未来が「白」か「黒」かの、
当たり外れのある形で、予知・予測として使う限り、
外れれば、まるまる、無駄になりかねません。

「今 どうしたら 良いのか?」の、
現在形の考えの、裏づけとして使う限り、
そう言う意味での、無駄や、
当たり外れは、限りなく無くなります。