姓名判断 
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姓名判断は、文字通り持って生まれた名前で、吉凶を見ていく占いです。
おおむね、名前にはそれぞれ意味と、影響力のような物があるのだから、
それがさまざまに影響を及ぼす…と言うような考え方でしょう。

このこと自体は、いたって普通の発想だと思います。
ちょっと極端ですが、わかりやすく例えちゃうなら、飼ってる猫に「ラッキー」とつけるか、「バカ」とつけるかでは、全然印象は違うでしょう。
それが人間対人間になり、毎日毎日それで、書いて、見て、呼ばれる…と考えれば、自分自身にも、相手の方への影響も、当然あると考える方が普通です。

「名前」には、それ自体から喚起されるイメージがあります。
そこからどんな印象を受けるかで、対する気持ちも接し方も、だいぶ変わってくるでしょう。
意味の点だけで考えても、こう言う影響はあります。
占いでは言葉による影響を“言霊”と称したりしますが、好きな言葉を聞けば楽しくなりますし、嫌いな人の名前を聞けばそれだけでなんとなく、嫌な気分にもなるでしょう。

人間は一分に一回ため息をついていれば、インスタントうつ病になれると言います。
まあ、ここまでストレートな考え方は、占いと言うより行動療法の範疇でしょうが、そのくらい、常に口に出す「名前〜言葉」は影響力を持ちます。


姓名判断はそれを掘り下げて、日本人なら名前の字は、漢字一文字ごとの画数をはじめ、さまざまな要素が意味を持っていて、総合的に色々な物を読めると考えます。

ただ、ここから先の具体的な読み方は、流派によってもさまざまですし、本当に深くされているような姓名判断になると、秘伝などもあるので、考え方や影響力の捕らえ方は、人それぞれでしょう。

一番スタンダードな見方だと、例えばこんな感じです。

外格
16
7 3 10 総格
21
4 天格
10
3 人格
5
2 11
9 3 地格
11
6


●天格(苗字)
姓は家系ですから、先祖運や家族全体を見ます。
ただし普通は天格単体では見ず、他との関係、関連で見ていきます。
個人の運勢や吉凶は、ここではまず見ません

●地格(名前)
名前の画数で、前運、初運などと言って、ここで普通は人生の前半を見ます。

●人格(内格、姓の下一字と名の上一字)
主運です。単独でその人の人生や性格を現すと考え、中年以後を中心に、運命全般を見ます。

●外格(姓の下一字と名の上一字以外)
人格の逆で、姓の下一字と名の上一字以外の、全部の合計です。
ただ漢字四文字の名前の場合は、単純に外側の二文字になります。
外格は副運、補運、助運などと呼ばれ、周囲との関係や対外的な物、対人関係などを見ます。

●総格(姓名の合計)
一生の運勢や、主に後半の人生を見ます。


大きく分ければ「サンズイ」、「クサカンムリ」は4画、「高」、「澤」、「々」などの扱いに始まって、旧字体で読むもの、新字体で読むものや、中には独特な読み方、解釈をする流派などもあります。

また、一般的には上記のように、姓と名を分けて、天格、人格、地格、外格、総格などを出して行きますが、その際には単純な画数計算だけではなく、
天地同画(天格と地格が同画数だった場合は大凶とする解釈。)
陰陽(画数それぞれを陰=偶数、陽=奇数として見た場合、極端にどちらかのみは凶とする解釈、陰陽配合)、
五行(漢字一文字ずつに五行を配当しなおしてバランスを見る解釈。)
三運吉格、三運凶格(天、地、人の三つ全ての調和、相剋を見る。)
母音を見る、アルファベットに直して数秘術で見たり、音波姓名学と言って、発音した時の聞こえ方で見るような物もあります。




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