時のオルゴール
時が満ちて、テーブルの上のオルゴールが開きます、
美しい水と星のハーモニーを奏で、周りのウインドベルも響き始めます。
何かの物事の節目と、その先に臨むための休養、リフレッシュの暗示です。
オルゴールの音は心を和ませて、洗い流してくれます。
が、大きすぎれば、耳障りになりますし、
オルゴールが直接、何かをしてくれるわけではありません。
ここまでこつこつと取り組んできた事があるのなら、
やってきていた事が節目、一息つく、
もしくはついても良いはずの時に差し掛かっているから、
もうここら辺で一度、ティータイムにしませんか?と、言う感じです。
オルゴールの音に耳を貸さずに、このままで走り続けては、
今はよくともその後で、疲れてしまいそうです。
人間は永久無限には、がんばり続けられません。
結局は、遅かれ早かれ、いつかどこかで一息入れなくては倒れてしまいます。
それなら限界一杯までがんばるよりも、
今は多少、余力のあるうちに、一度様子を見ませんか?
それによって、走りっぱなしでは逆に超えられなかった限界を、
次には広い視野と、休んだ余裕のある、心と体で超えられるかも知れませんよ…
そんな感じの時の象意が、時のオルゴールです。
何かが一区切りに差し掛かっている、差し掛かりそう、
それに対しての、新たなちょうど良いスタートの暗示です。