三角小屋
丘に奇妙な三角形の小屋があります。
火時計が一月を告げると、三方から人が集ってきて、
中に入ってくつろぎ、話をしながら食事を始めます。
ちょっと不思議な感じですが、これはとても良い暗示です。
三角小屋は文字通り、“3”と言う数字がキーワードになります。
自分一人だけではなく、誰かと二人だけでもなく、三人、三つの協力、
やり取りによって、新しい事が始められたり、生まれたりと言う象意です。
三人、三者、三つの違う立場や、存在です。
三角小屋は、どちらかと言うと形の上では安定で、
すぐに色々な事が始まるという事ではありませんが、
ゆっくりと協力、協調、調和してゆく事で、
こちらからは、特別変えていこうとしなくても、徐々に変化、
結果を出していける時と言う風に考えます。
改めるべき点、改善すべき部分があっても、気持ちの上では急ぐ必要は無いですし、
むしろ時間は、かけるくらいのつもりでいた方が、
結果的には上手くやれる、と言う事になります。
まずは先に土台固めや、古い事を片付ける事。
結果を出そうと、直接自分で行動する以上に、関係のある周りの方に
結果を出しやすい、状況を整えていって上げる、
自分の周りの人や、友達、協力者の人を先に思いやってあげたり、
還元してあげる事で、おのずと新しい結果を得られる、進める時、
と言う感じの象意です。
恋愛などでも基本的には良い意味ですが、つい急ぎすぎたり、
自分が出すぎると足並みがずれだしたり、三角関係などの意味になってきます。
気持ちの上でも、実際の行動でも、等身大が大切な意味になってきます。
実力以上にがんばらなくては、いけないようなイメージではありません。
普段のままで、がんばるべき時には少しだけがんばれば、大丈夫の時です。