山頂の手紙
険しい山の中を進むうち、いよいよ剣山にさえぎられて進めなくなりました。
その手前にある手紙を読むと、山が消える時間が記されています。
その場で待ちながら手紙の返事を書きます。
何かが起きて、望む事に対して動けない状態の暗示です。
ただ動かない方が良い時でもあると見ます。
どうやってもなんともなら無いような事柄、出来事、事件に遭遇するなり、
抱えているようなら、今はあわてないで静止している事が、
一番良い対処方法である、と言うのが山の手紙です。
目の前は山ですが、実はいくつかは、時間とともに消えていく山です。
それまでは精神をリラックスして研ぎ澄まし、
出来る事、やれる事を落ち着いて整理しながら待っています。
手紙に書いて字にして整理をし、今は直接動いたり、
口に出して主張しすぎない方が、良いという意味になります。
動けばもっと危険な場所に、行ってしまうかもしれません。
なるべく身軽に気持ちを整理して、
今は結果や物欲は抑えておく方が上手くいける時でしょう。
移動、旅行、転職、何か新しく始める事などは、出来れば再考するか、
見送れるようなら見送る、時期をずらす方向で考えるのが山の手紙です。
落ち着いて一つところで考えたり、学んだりするのにはとても向いている時と見ます