迷子の小犬
小犬が一匹、仲間からはぐれて迷子になっています。
小犬は時々辺りを見回しながら、仲間を探して道を歩いてゆきます。
どこと無く寂しく、孤独な時の暗示です。
単純に寂しい、不安定、孤立、孤独で落ち着いて話せる人と中々めぐり合えない、
心労、気苦労の多い時、目標や目的意識を持ちにくい時。
また流されたり、不本意な道を進んでいる時…と言う意味もありますが、
充分やり取りは出来ているつもりでも、どこか本音で話せていなかったり、
わかっているつもりでも、確信が持てない事を気にかけている…
と言う時には迷子の小犬の象意になります。
思いつきでの冒険的な行いや、上手くやろうと、あれこれ考えすぎてしまっては、
かえって逆効果になりかねません。
無理して人に溶け込む事を意識しすぎずに、何をしていて何をやりたいのか、
この機会にまずは一人で、
目的意識や気持ちの整理を、見つめなおしてみるのも、向いている時と見ます。
勉強や芸術、一人でコツコツと努力するような事には向いています。
自分が見つめなおせ、色々な意味で確信や自信が持てたら、
整理できたビジョンをイメージしながら、戻っていけば良いという事になります。
一人で寂しいのではなく、一人を感じる時があるなら、
その時は、自分自身を見つめなおす機会…と捉えるのが迷子の小犬です。