イルミネーション
迷っていた森の中の暗い夜道で、不意に視界の開けた場所に差し掛かります。
目的地の美しいイルミネーションを見つけました。
希望の光が見えている、もしくはもうすぐ見えてきそうな暗示ですが、
そこから色々な意味に取れます。
まずこのイルミネーションを、その時、いわゆる
誰と見ていたのか…で、意味は変わるでしょう。
普通は目標が見えて、進んでいける良い暗示になりますから、
誰か大切な人と一緒に見つけたのなら、うれしい気持ちを分かち合える、
喜びの意味の方が大きいでしょう。
そこから親愛や信頼、約束、ラブロマンスなどと取る事も出来ます。
イルミネーションは目標が今すぐ手に入るとか、
ただちに大金、大運をつかめるとか言うほどの、象意ではありません。
ここで改めて、歩いていかなくてはならない、夜道の距離を考えてがっかりするか、
ここまで歩いて来た道が間違いではなく、希望も見えてきた、
何よりそれを一緒に喜んだり、認めてくれる人がそばにいればうれしい…
と、取るのかでは180度違ってきます。
どちらにとるかは気持ちの問題ですが、状況自体は本当は、必ずしも悪いものでは無いはずです。
注意があるとすれば、イルミネーションは実体そのものを、
目の前で確認して、見ているわけではありません。
美しい光ではありますが、必ずしも中身が伴っていない、可能性の意味もあります。
見つけたと思ったはずのイルミネーションが、実は綺麗なだけの別の光だったり、
頼りに歩いているうちに、段々道がずれてしまうような事には気をつけてください。