花の壁
正面が花の壁で覆われてしまいました。
道は花の壁の先に続いていますが、今進もうと思うと花を傷つけてしまいます。
何か障害が起きて先に進めなくなる暗示です。
自分のやっている事、関ってきた事が、今後一度壁にぶつかるか、
すでに進みあぐねる状態になる、なりつつある…と見ます。
ちょっと厳しい状態ですが、段々悪くなっていく衰運と言うよりは、
今ちょっとコツン、パチンと、壁か暗礁に乗り上げるような、一時的停滞期と言う象意です。
思い当たる事象があるなら、辛い状況の時ですが、
視点を変えれば、今は対応的には、何もしなくても良いという事になります。
何もしないで良いというとなんですが、
人生、いつでも努力すればそれに比例して結果が出るわけでもありません。
十の努力で二十も三十も結果が出る時もあれば、
百努力しても一しか結果が出せない時もあります。
エネルギーを投入して、かえってマイナスになってしまう時すらあります。
それなら…今は結果を出しにくい時…と悟れば、今全力を投入しなくても良いのです。
花の壁の時には、壁になってる花を、除くのではなく心静かに見つめて、
気持ちを整理しながら、時が変わるのを待つ時と見ます。
気持ちは前向きでも、行動では悪戯に主張したり、あがいたりせずに、
じっと上手に時を待つ…その待ち方の、心構えの問題になって来ます。
出費なども細々とある時かもしれませんが、必要な物は仕方が無い、と、
割り切ればそれ以上悪くはならないはずです。
何か起きた時に、今はこれに関しては、残念ではあるけれども、どうにもならない時…
という事がわかって悟れれば…心情的な部分さえ、整理できれば、
問題の半分以上は、解決したような物…と言うのが花の壁です。