風車の回る駅
池と山の麓の間にある、風車の回る、郊外の小さな駅でのんびりと列車を待っています。
何か目的の列車があるなら、通りかかるまで落ち着いて、
気持ちを開放して待っていましょうの暗示です。
駅では電車が来なくては先へ進めません。
待っている間を「退屈な時〜暇つぶし」と考えてしまったら、
待っているだけ無駄な時間になってしまいます。
でも待っている間も、列車に乗っている間も、
同じ時間を過ごしている事には変わりありません。
同じ自分の人生の中での、大切な一時です。
決して待っている間の「時間が無駄」になっているわけではありません。
何かの準備が整うまでの時間が出来たのなら、その時間までどう過ごすのか?
休息も出来ます。風景を見つめても良い。本を読んで勉強や楽しむ事も出来ます。
本当は待つ〜何もしなくて良い時間があるなら、こんなに恵まれた事は無いはずです。
風車の回る駅は、何かの事に対して、行動的には待つ、様子を見る、
時が満ちるまでは上手にかわしたり、別の事をしている、と言う象意です。
一呼吸おく、現状は無理にいじらない、例えば同じ行動をして、
もう少し良い結果につなげられそうな時が来るまでは焦らない。
風車の回る駅は、待つ事そのものよりも、
待っているならその間の、待ち方や、気持ちの持ち方が、
大切なキーワードになってきます。