赤と青の迷路
双子の少女が銀色の迷路の途中
差し掛かった赤い日の道と、青い月の道の分かれ道で、
どちらに行こうかを話しあっています。
何か違う意見や、食い違い、また迷路と言うところから、
すれ違いや行き違いが起こる暗示で、
一方、物事に対して、正道よりも意外な脇道を見つけられる、
真正面からの正攻法以上にそちらが有効、という意味もあります。
赤と青の迷路は、想像していた事とは、
まったく違う事、ところに出るかもしれませんし、
反対に行こうと思っていたところには、
意外な道を通らないと辿り着けないかもしれません。
同じ道を戻ったつもりでも、違うところを歩いていたりと、
良くも悪くも想像と違う事が起きるかもしれない、
結果になるかもしれないという暗示です。
もしそうなら、どちらの道を選ぶのか、親しい人、その時そばにいる人
時には自分の心の中でも、意見の食い違いが起こるかもしれません。
ただ、意見が違うという事は、そのまま、よく無いという事ではありません。
特に迷路の中で、一つしか考え、意見が無かったら、
そこで行き止まりなら進めなくなってしまいます。
でもそういう時、別の見方、違う意見を持ってきてもらえれば、
人との言い争いや、対立が起きる…と言うのではなく、
活性化もすれば、視野も広がる…と、考えられる事になります。
迷路は途中で紆余曲折しても、最後には出口にたどり着けます。
赤と青の迷路は、意外な事が起こる可能性や、
そこからの突破口が、本来のスタンダードなやり方以上に、多少意外な方法や、
一つの道に対して、複数の意見の交錯の暗示ではありますが、
本質はその活性化を上手に統合、取り入れて、
最終的な調和で乗り切れる事が象意になります。